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終戦の日〈−人−〉
2012-08-15
67回目の夏ですね
終戦の日・戦没者追悼と言われても 戦後生まれの私たちには理解できない時代の事です
でも、ご両親が戦争経験者の方はまだまだいらっしゃるでしょうね
私の父は終戦の時 14歳でした
無口な人で あまりお喋りをする人ではありませんでしたが
小学生の頃 子供ながらにアルミの食器に違和感を感じて聞いた事がありました
それは、戦争へ出兵した時に使っていた物だったそうです
とはいってもまだ少年なので実際には戦地へ行ったのではなく 呉の海軍の将校付きだったそうです
その将校には良くして貰ったと話してましたが 戦争中の話をしたのはその時だけでした
きっと 思い出したくない事だったのでしょう
そんな父も 12年前に他界し 主人の父は終戦を中国の戦地で迎え 一時捕虜となった時代を経て日本へ帰国したそうです
その義父も 大変だったとは話しますがそれ以上の話をすることはありません
本当に辛い思いをした人達は 自分の胸の内に思いを閉じ込めているのでしょうね